投資と資本論①

資本論』は、19世紀にカール・マルクスにより一巻が書かれ、その後フリードリヒ・エンゲルス、カール・カウツキー(私は一連の資本論に貢献したと思っています)がマルクスが残した草稿を元に編集され発刊されました。
マルクス資本論
『資本論』は難解で、経済学部生でも理解するのは難しいと言われています。
私も何度も挫折した経験があります。

 昭和の時代、『資本論』は難解で挫折しながらも、多くの方に読まれていました。しかし、ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊で、時代に合わないとか間違っているという風潮で人気に陰りがあったように思います。

 しかし、リーマンショックや、日本のバブル後に失われた20年からまだ抜け出せないでもがいている日本経済にとって、『資本論』はもう一度読むに値する名著ではないかと思っています。
 実際に資本論を利用して投資を行うことができるかと言えば、無理があると思います。
ただ中長期投資において、バリュー投資、グロース投資を考えるときに、『企業と資本』というものを見つめるときに良い影響もあるのではないかと考えています。

 なお、私は社会主義、共産主義を否定も肯定もするつもりはありません。純粋に経済学として投資への影響を考えるだけです。

 経済学専門の方たち、先生方、幅広い博識を持つ有識者から見れば、私の理解は間違っていると言われるのだと思います
 浅学非才な私なりに読解した稚拙な理解では、以下のような認識です

マルクスは資本論での論述は、唯物史観により理論展開しているのだと思います。

 時代は産業革命後の資本主義の世の中です。
今の世の中と同じで、資本家と労働者の格差はどんどん広がりをみせます。
「なぜ、労働者はお金儲けをして富を気づけないのだろうか」、「世の中の富をどう考えれば良いのだろうか」という流れで『資本論』を書き始めたのかなと私は思っています。
 マルクスは世の中の富は、何から構成されているのか考えます。その結果、世の中の富は、すべて『商品』から構成されているのではないかと、マルクスはひらめいたのだと思います。
 すべての商品が持ち歩いて交換できる訳でもないので、どんな商品とでも交換できる共通な汎用的な物はないかと人類が考えたときに、いつまでたっても価値が保証される金や銀を使うようになりました。
 金や銀も容易に持ち歩くことができる訳でもないので、金と交換てきる約束証ができました。これが信用貨幣です。
 しかし、ここで私が持っているビールと、あなたが持っている大根を交換しようとしたとき、ビール何缶と大根何本を交換したら良いのか分からない場合、どうしたら良いのでしょうか。
ここでマルクスは考えた結果、ビールを造るのに要した労働力と、大根の種をまいて出荷するまでに要した労働力を基準に商品の交換価値を考えようと思ったというのが私の認識です。

ここから労働とは何か、資本とは何かと資本論の展開が始まっていきます。
マルクスの「資本論」は、哲学書のような難解な言い回しが多いことも、内容を分かりづらく理由の一つだと思っています。
何度も途中で意味を見失い挫折していますが、ある時プロレタリア文学としての読み物くらいで良いのではないかと思い、読み進めました。文学として軽く読み進めたので、経済学としての認識はずれて違っているのでしょうが、違うなりに色々と役に立つことも多いかもしれません。

②以降の記事でこの後の労働について書いていこうと思います。

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