生命保険

 生命保険には大きくわけて、「定期保険」、「終身保険」、「養老保険」があります。
現在、独身か既婚、世代、職業によって適正な保険は変わります。
 あなたにとっての最適な保険はどのような保険でしょうか。
まず、各保険のおおまかな特徴と違いはどの様なものでしょうか。
生命保険

定期保険
 定期保険は一定の保険期間(10年、20年など)内に、死亡や高度な障害になった場合に高額な保証金が受け取れる保険です。他の保険と比較すると、死亡や障害が発生しなかった場合の保証はないので、保険料は安いです。これも、世間一般でよく言われることですが、生命保険はボックス型で、加入期間が1年であろうが、20年であろうが死亡時には死亡保険金が受け取ることから、ボックス型の保険と言われています。

終身保険
 終身保険は60歳前後まで一定期間保険料を払い続けている期間中はもちろんのこと、払込期間終了後も一生涯保障を受けることができます。しかし払込期間内に死亡した場合は、払込金額以上の死亡保険金を受け取れるますが、払込期間が終了後に死亡保険金をうけとる場合は、余り利回りの良くない積立貯金をしたようなイメージでしょうか。

養老保険
 養老保険は、保険期間(10年、20年など)内に死亡すると死亡保険金が受け取れます。保険期間が修了した場合は、満期金を受け取れます。保険料は定期保険と比較すると高くなりますが、払込期間内の保証と、満期金を受け取ることができます。投資利率の低い資産運用を生保会社にまかせながら、死亡保障が受けられるというイメージでしょうか。利子の低い積立定期に預けるよりも、保証がある分メリットが有るのではないでしょうか。

この他に、第3の保険といわれる「医療保険」があります。
医療保険
 医療保険は、保険期間内に手術給付金や、入院給付金を受け取れる保険です。掛け捨て保険のため、保険料は高くありません。医療保険は生命保険会社と損害保険会社のどちらでも加入(買う)ことができます。

 世間では保険は加入(買う)しなくても良いという意見も多くあります。支払いが発生する確率変数から払込金額に対して受け取ることできる期待金額が少ないという理由で言われることが多いと思います。
 また、その保険料を払い込む金額を貯蓄して運用した方が効率が良いという理由を述べられているかたも多いと思います。
 保険販売に関係している方は、不慮の事態に備えは必要であり、保険は人々を助けるという信念と熱意をお持ちの方も多いと思います。
どちらの主張も間違えではないと思います。
 不慮の事態が少ない確率ながら、自分の身に起きてしまったときは、保険保証ほど助けになるものはありません。
 私は、この少ない確率ながら、我が身に起こる不慮の事態に備えるリスク(払込金額よりも受取金額が圧倒的に少ない場合)をどうとるかが、保険の購入や種類の選択する上でのポイントだと思います。

 新婚の方や、お子様が小さい方は、不慮の事態に残された配偶者やお子様の成人までの必要保障額を生命保険に加入することで、保険の責任開始日以降は1か月目でも死亡保険金など必要保障額が保証されます。
このことは、受け取ることの出来る金額ではなく、家族を養う上での、万が一のときの必要保障額を分割で購入していると考えれば、十分加入することに意味はあると思います。

 配偶者、お子様がいる方は、「定期保険」と「終身保険」の終身部分の比率が高いセット保険などを検討してみてはどうでしょうか。
 現在独身の方は、必ずしも高額な死亡保障は必要という訳でもないと思います。病気に備えて「医療保険」で十分な方も多いのではないかと思います

 保険の内容と、もしものときに必要な保障額をよく考えて、必要な保証を可能な限り安く買う(加入)することを念頭に検討することが良いと思います。

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